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教習所に行くとき、どんな服装で行けばいいの?

これから、教習所に通われるみなさん!
教習所に通うときに、どんな服装で行けばいいかお悩みじゃありませんか?
これから教習所へ入校を検討されている方、もうすでに教習所へ通っている方の中にもお悩みの方は絶対にいらっしゃるはず!
学科教習(座学)よりも特に、実際に車を運転する技能教習となると余計に不安ですよね。そんなみなさんに、今回はクルマ(四輪)もバイク(二輪)も併せて徹底解説しちゃいます。
それでは早速、どんな服や靴で教習所へ行くべきかお教えいたしますね。

四輪の方

1.運転に適した服装とは?(四輪の方)

ズバリ!OKな服装

Tシャツ(ロングTシャツ)、ポロシャツ、長袖シャツ、トレーナー、パーカー

長ズボン、ジーンズ、チノパン等のパンツスタイル

運動靴、スニーカー等の動かしやすく力が入れられるもの

2.運転に適さない服装とは?(四輪の方)

ズバリ!NGな服装

タンクトップ、ノースリーブ、キャミソール

※肌が露出していると、シートベルトが肌に直接触れてしまうので、衛生面や摩擦で傷が付くことが理由です。


丈の短いスカートやズボン(丈の長すぎるスカートやズボン)

※長すぎる場合、スカートやズボンの裾が引っかかって運転に支障がでるため注意!


ヒール、ブーツ、厚底、ミュール、サンダル、クロックス、下駄、草履、足袋、裸足(素足)

※ペダルの感覚が掴みにくいものはNG
※自動車を運転するときには、アクセルペダルやブレーキペダル、MT車にあってはクラッチペダルなど、非常に丁寧な操作が要求されます。また、緊急時にはブレーキペダルを思い切り踏まなければいけない場合もあります。


帽子、バンダナ、サングラス、カラーコンタクト、付け爪、アクセサリー(多すぎるものはNG)

※教習中はお客様の視線(必要な目配りができているか等)をチェックします!

3.運転するときにあると便利なものは?(四輪の方)

夏に準備しておくと便利な服

とっても暑い夏でも、薄めのカーディガンやパーカー等の簡単に羽織れるものがあるといいですね。
技能教習中は暑いですがエアコンがとっても効いていたり、学科教室もジーっと座っていたら体が冷えてしまうことも考えられます。

冬に準備しておくと便利な服

技能教習中の運転の時はカーディガンや薄めのダウンが1番ですね。
技能教習中は窓を開けたり、車から降りて点検をしたり、コースを見たり、自分の車の位置を確認したりすることもあるため、特に寒がりの方はあった方がいいですね。

二輪の方

1.運転に適した服装とは?(二輪の方)

ズバリ!OKな服装

長袖(肌の露出はNG)、ライディングウェア

長ズボン(肌の露出はNG)、ライディングウェア、くるぶしの隠れる靴下

グローブ(5本指)、手袋(当校は軍手も可)

二輪用のライディングシューズ、運動靴、スニーカー(ハイカット尚可)
靴底は平坦よりもかかとが1㎝から2㎝あると尚可

※ヘルメット(インナーキャップ販売中)、プロテクター、カッパ(雨具)は貸出用がありますが、可能な限りご自身でご用意ください。
※ 注意・・・令和2年10月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、カッパ(雨具)の貸し出しはしておりません。

『グローブの注意点』(二輪の方)

自動二輪の教習を行うときは、必ずグローブ(5本指)を用意してください。選ぶ際は、「指が動かしやすい革製の、またはそれに準ずるもの」で結構です。

二輪用グローブ

二輪乗車を目的に販売されているものなので、一番安心です。
ですが、比較的高価な製品が多いようです。

作業用手袋

お値段も比較的リーズナブルで、革製であれば強度も期待できます。
ですが、サイズが大きく、指が動かしにくいものもあるので、注意が必要です。

軍手(当校は可・販売中)

安価で手に入りやすいですが、二輪乗車には向いていません。
転倒時に手や指を守ることが難しいので、教習には向いていません。

『ヘルメット注意点』(二輪の方)

自動二輪車乗車中の死亡事故のうち、頭部のケガが致命傷になる場合が多くなっています。頭部を守るヘルメット着用は当然ですが条件もあります。次の点に注意してください。

  • PSCマーク、SGマーク、JISマークのついたものを選んで下さい。
  • 一度でも大きな衝撃を受けたものは、強度が落ちているので使用しないで下さい。
  • 自分の頭のサイズにあったもの(振ってもずれないもの)を選んでください
  • あご紐を正しくつけられるものを選んでください。
  • 小型限定普通二輪車を除き、125ccを超える二輪車用の規格に適合したもの
補足
  • PSCマーク
    このマークが付いていない工業製品(ヘルメットも含む)は国内で販売することができないため、並行輸入のヘルメット等は注意してください。
  • SGマーク
    日本国内で販売される乗車用ヘルメットは、このマークがないと乗車用ヘルメットとして認定されないので、公道を走ることができません。
    また、SG規格のヘルメットには、125cc以下用、125ccを超える二輪用の2種類に分かれています。小型限定二輪教習を除き、排気量が指定されたヘルメット以外のもので教習を受けることのないよう、ご注意ください。
  • JISマーク
    日本工業規格(JIS)でも、規格として125cc以下用、125ccを超える二輪用の2種類に分かれています。

『ウェアの注意点』(二輪の方)

夏は、アスファルトの上では気温が40度を超えることもあります。ましてオートバイは高温を発するエンジンを抱えて走るようなもの。「できるだけ涼しい格好で…。」と思いたくもなりますが、それでも肌の露出は危険です。薄手で肌の露出のないものを着用し、体調を整えて教習を受けてください。

冬は、ブレーキレバー、クラッチレバーの操作が思うようにできないほど手がかじかみます。仮に気温が10度でも、時速30キロメートルで走ると、体感気温はマイナス1.6度まで下がるといわれています。いつもより一枚多めに上着を着用し、動きにくくならない程度の暖かい格好で教習に臨んでください。

転倒を考えると、素材に不安のあるものや、フォーマルなスーツ類は避けたほうが無難です。また、極端に裾の広いものはステップバー等に引っ掛かりやすく危険です。(ただし、バンド等でばたつかないように巻いておけば安全です)
また、ローカットのシューズの場合にアンクルソックスやスニーカーソックスだと、くるぶしがむき出しになります。くるぶしまで隠れる靴下を着用してください。

OKな服装であっても特に二輪は制限が多いですね。しかし、自分の命や他の人の命を守るためにもきちんとした服装で教習に臨みましょう。少しでも事故が起こりにくく、ケガを軽減できる服装がいいってことですね。

2.運転に適さない服装とは?(二輪の方)

ズバリ!NGな服装

半袖、半ズボン(基本的に肌の露出のあるものはすべてNG)、丈の短いズボン

車と自動二輪の運転における最大の違いは、常に体が露出しているということです。肌の露出が多い軽装は、例え夏場であっても避けなければいけません。教習においては、上半身・下半身ともに肌の露出のない服装でお越しください。

二輪乗車用のウェアは、プロテクターやベンチレーション機能が装備されていたり、保温性や防水性を高めたり等、メーカーやブランド独自の性能や機能を施しており、二輪を運転するには最適です。しかし、それなりに価格も高価なものが多いので、教習を受けるにあたって、特別に用意する必要はありません。走行時に支障のないブルゾンタイプのものや、風圧で袖がめくれてこない長袖の上衣に、ジーンズ(肌が露出するダメージジーンズ等は不可)等のズボンで問題ありません。

フォーマルな革靴やパンプス、ヒール、ブーツ、厚底、ミュール、サンダル、クロックス、下駄、草履、足袋、裸足(素足)

自動二輪乗車中に操作ミスや事故等により転倒してしまった際、最もケガの部位で多いのは足と言われています。転倒により地面と車体に足を挟んでしまったときにも足への影響が少ないものを基準にしてください。
二輪用ブーツは、操作性や伸縮性、快適性、そして転倒時のダメージ軽減等を目的に作られた専用のものだけに、いつかは手に入れたいアイテムです。当然、自動二輪の教習には最適ですが、価格も高価なものが多いようです。
二輪教習の際は、二輪用のブーツではなく、普通の運動靴でも構いません。くるぶしを保護する目的で、ハイカットのものであればより安全です。もし、スリッポンタイプではなく靴紐があるスニーカー等の場合は、紐が露出していると車体に引っ掛かってしまったり、巻き込まれたりして大変危険なので、靴の内側に織り込む等して露出しないよう気を付けてください。

くるぶしの隠れない靴下、帽子、バンダナ、サングラス、カラーコンタクト、付け爪、アクセサリー(多すぎるものはNG)

3.運転するときにあると便利なものは?(二輪の方)

二輪の方

夏でも冬でも二輪はバイクを引き起こしたり、バイクを押して歩いたり、乗降車が多いです。なので、着替えは必須!汗(冷や汗も)をとにかくかきますよ。また、寒いときはインナーをあたたかく、暑いときは通気性のよいものを選ぶといいでしょう。
ただし、動きにくくならないように気を付けてくださいね。
技能教習や技能検定は、性別、年齢、教習の段階、技量、経験の有無を問わず、プロテクターを装着して行います。プロテクターは、無料で貸し出しを行っておりますので、ご自分で用意する必要はありません。また、ジャケット等(ライダーウェア)にプロテクターが装着されたものを着用される方は、スタッフにご相談ください。

まとめ

教習所に行き、運転の練習をする際の服装はこれで安心ですね。
とにかく目指すは「初心安全運転者」!安全に運転操作が出来るよう四輪の方も二輪の方も頑張っていきましょう!!