免許取得までの道のり

普通自動車を例に入校から免許取得までの一般的な流れを見てみましょう。

まずは近くの学校に相談してみましょう。
Webからの資料請求や電話、窓口に直接行くのももちろんOK。
担当者が分かりやすく説明してくれます。
自分にあったプランやコースを一緒に相談しながら決めていきましょう。
入校に必要な資格や、入校時に必要なものもありますので、こちらも確認しておきましょう。

入校

入校資格

普通自動車免許 普通自動二輪車免許 大型自動二輪車免許
年齢 18歳以上の方
(誕生日の2か月前から入校できます。)
16歳以上の方 18歳以上の方
視力 両眼で0.7以上、片眼で0.3以上 (眼鏡、コンタクトレンズ使用でも可)
聴力 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること
色別 赤、青、黄の色の識別が、はっきりできる方
大型免許 中型免許 けん引免許 二種免許
年齢 21歳以上 20歳以上 18歳以上 21歳以上
【大型免許・二種免許】
普通自動車の免許を取得して3年以上の方。免許の停止を受けたことのある方は、その期間を除きます。

【中型免許】
普通自動車の免許を取得して2年以上の方。免許の停止を受けたことのある方は、その期間を除きます。
視力 両眼で0.8以上、片眼0.5以上
深視力2メートルの距離で、平均誤差2センチ以内 (眼鏡・コンタクトレンズ使用でも可)
聴力 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること
色別 赤、青、黄の色の識別が、はっきりできる方

入校資格

住民票
本籍記載のご本人様のみのもの1通
身分証明書
他の免許をお持ちでない方対象です。
(保険証、学生証、パスポート、住民基本台帳カード等/外国籍の方は在留カード)
免許証
他の免許をお持ちの方対象です。
※本籍が記載されていない免許証をお持ちの方は、本籍記載の住民票をお持ちください。
眼鏡またはコンタクト
使用されている方は入校時に視力検査を行うため、忘れてしまうとお手続きできない場合があります。
印鑑(認印可)

学費のお支払い方法

現金一括払いだけでなく、各種クレジットカード、運転免許ローン分割払い(頭金0円から OK) もご利用いただけます。時期により各種キャンペーンも実施中です。

第1段階 交通ルールと基礎知識の習得

第1段階 交通ルールと基礎知識の習得

学校を決めて申し込みを完了すれば、あなたも晴れて飛鳥ドライビングカレッジの生徒です!
初めての運転で緊張されるかと思いますが、一緒にがんばりましょう。

第一段階では運転するための基本的な知識を学習します。
教習は、教室で教本や動画を使って交通規則や安全知識を学ぶ学科教習と、実車で運転技術を習得する技能教習の二つがあります。

1段階で必要な学科や学科テスト、技能教習を終えた後、修了検定(仮免技能検定)になります。 検定に受かれば仮運転免許学科試験(筆記)が待っています。これは公安委員会から教習所に委託された公的な試験であり、 30分間に○×式50問で45問以上正解で合格となります。これに合格されると、「仮運転免許証」が発行されます。

「仮免許」が免許取得への半分の折り返し地点と考えても結構です。

適性検査

運転免許証を取得する際に避けて通れないのが適性検査(試験)です。 適性検査は「視力・聴力・色彩識別能力・運動能力」とあり、こちらが基準値に達していないと免許が交付されません。

こんなことを学びます。

学科教習(教室で指導員の講義を聞く)
道路上で運転するための基本的な知識を学習する。時限数は10時限であるが、学科教習1番(運転者の心得)は必ず最初に受講する。残りの2番から10番は順番に関係なく受講できる。
技能教習(乗車)
基本操作及び基本走行を学ぶ実習です。
全て教習所の場内で実施する。最短時限数はMT車の場合15時限、AT車は12時限。また、教習生の疲労などを考慮して、技能教習の1日あたり最大時限数は法律上2時限とされています。
技量が上達せず項目をクリアできない場合、追加教習として時限が延長されていきます。
最後に、今までの教習効果を確認するための「みきわめ」(見極め)を行い合格されると、修了検定(仮免検定)の申し込みが出来るようになります。
これらは生徒さんの技量によって大きく異なる場合もありますが焦らず、じっくり身につくまでがんばりましょう!

第2段階 仮免許の交付と路上講習

第2段階ではいよいよ、基本的な操作や知識に加え、実際に路上に出て運転技術と路上運転に必要な知識を勉強します。

AT・MTともに、学科教習の最短時限数は16時限、技能教習の最短時限数は19時限になります。教習生のレベルによって追加教習・延長教習で技能教習時間が長くなる点は第一段階と同様です。実際に路上で一般車と一緒に走行の訓練、高速道路教習もあります。

仮免許の交付と路上講習

こんなことを学びます。

学科教習
16時限必要です。
技能教習が中盤にさしかかると、学科1時限・技能1時限を組み合わせた危険予測ディスカッションという項目があります。最大3名で交替して運転をした後、 教室に戻って指導員を交えながら交通場面に潜む危険要素の発見の仕方、対処について話し合う時間です。また、模擬人体装置やAEDを使用した応急救護教習も3時限実施します。
医師や歯科医師、看護師、救急救命士などの国家資格をお持ちの方は免除されます。(一日や三日間の講習で取得した資格は対象外)
技能教習
第一段階とは異なり、基本、路上で教習を行います。 後半にさしかかると、高速教習があり複数で教習車に乗り込み、教習所の近くのインターチェンジに向かい、一人あたり15キロメートル程度、高速道路を走行します。 ただ、近くに制限時速60キロメートルを超えるスピードで走ることができる高速道路がない都市部や過疎地の校所では、 運転シミュレーターによって代用されることもあります。またこの教習は、教習を実施する高速道路で50km/h規制(速度規制)が実施された時点で教習が無効になり、 予約の収得し直しか、運転シミュレーターにて代用されます。(学校によっては運転シミュレーターを設置していないところもあります。)

免許交付について

おめでとうございます!あなたは立派なドライバーの一員です!

第二段階の学科教習を全て受け、技能教習のみきわめに合格されると、卒業検定になります。路上検定は、交通実態に対処する運転者の主体的な対応能力を判定することが目的で、道路場面や周囲の交通、危険予測に対応できる運転ができるかどうかが試されます。助手席に技能検定員、後部座席に他の受験者を同乗させ、当日発表された路上コースを運転します。終了後、場内に戻り、縦列駐車か方向転換かどちらかを実施します。これに合格すれば、卒業証明書が手渡されます。

おめでとうございます!
この卒業証明書と仮運転免許証など教習所から渡された書類を持って、合格から1年以内に今の住所地の都道府県の運転免許試験場へ行き、視力検査など適性試験を受けた後、本免許学科試験(筆記/○×)に合格すれば運転免許証が手に入ります。